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たくさんの【花】が
- 投稿日時:2017年07月31日
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つぼみのしっかりした小菊を、作ってらっしゃる方から沢山いただきました。
「店頭で売っているのより、はるかに花がもちますよ」とのこと。
本当にそうです。
しっかりしたつぼみと葉つきで生き生きしていて水あげも良く、
当分のあいだ凛とした美しさを見せてくれそうです。
蝶のような滝のような…
- 投稿日時:2017年07月28日
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個室料亭の廊下に【蘭】の鉢植えを置きました。
「グラマトフィラム」という品種で
花言葉は「誰にも負けない友情」だそうです。
一度大きく持ち上がってから流れるように下がる黄緑色の花は
たくさんの蝶が待っているようにも大きな滝のようにも見えて、
周りが涼し気になりました。
葉っぱの裏に
- 投稿日時:2017年07月27日
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庭に花をとりにいった女将が見つけました。
蝉の抜け殻です。
蝉は苦手な当欄担当の私ですが、抜け殻は見つけるとちょっと嬉しくなります。
夏の陽に葉の緑と抜け殻の茶色が透けて、なんだか涼し気な印象に。
この殻の持ち主は今どこにいるのかな、と蝉の声を楽しく聞くこの頃です。
【お正月】の実に花が
- 投稿日時:2017年07月24日
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薄曇りの外出から戻ってくると、庭で白い花が目に入りました。
写真が小さくてわかりづらいですが…【万両】です。
ちょっと固そうな葉の下につくつぼみは、まるでそばの実のよう。
そして咲いた花の形は、まるでラッパのよう。
お正月に見る赤い実をとは随分異なる見た目をしています。
館内ではお部屋の内外に庭や周辺で育った花を活けています。
湯河原の自然をどうぞお楽しみください。
本日の一枚【300歳】が咲きました
- 投稿日時:2017年07月23日
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写真は今日の午後に撮影した庭の【百日紅】です。
昨日、濃いピンク色の花が咲いているのに気づきました。
樹齢300年を超える木で、数年前には咲かずに夏を終えたことがありました。
それ以外は花は咲くものの開花が他より大分ゆっくりでしたので、今年の早さにびっくりです。
夏の高い空の下に咲く、年月を重ねた木の花を今年も楽しめることがとても嬉しいです。
【お祝い】も温泉旅館で
- 投稿日時:2017年07月21日
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お祝いの花束のご注文がありました。
心のこもったメッセージとともに、ご両親それぞれに渡されたようです。
大切な方とのお祝いのお手伝いをさせていただけると、
その和やかな雰囲気に私どもも自然とにっこり。幸せな気もちになります。
お誕生日に結婚記念日、還暦に喜寿、学業の節目にお仕事の節目、など
さまざまな記念日や節目を温泉旅館でお祝いしませんか。
お祝いのお客さまは、花束とケーキの手配を承れますので
できれば2日前までにご相談くださいませ。(電話0465-62-2004 8~22時)
金目鯛の煮つけまたはケーキ、
そしてお飲み物の付いた記念日プランもございます。
長く心に残る旅で、思い出に残る時間をお過ごしください。
カラコロ鳴らして散策はいかが
- 投稿日時:2017年07月20日
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お出かけにぴったりの季節になりました。
温泉街と言えば、浴衣に下駄履きの姿が絵になりますよね。
「伊藤」の焼印入りの下駄で、ご近所を散策なさいませんか。
この焼印は機械ではなく、一つひとつ手作業で入れています。
青いバーナーの火で真っ赤になるまで熱した焼きゴテを
まっさらな下駄に押しつけると、じゅうっという音ともに立ち上がる煙。
そーっとコテを離すと、くっきりと「伊藤」の文字が焼きついています。
熱くて危険なので、手作業で行っているところはもう少ないかもしれません。
けれども伊藤屋では、これは昔から私どもの仕事。
コテも年代ものになり、味わいを深めてきました。
カラコロ鳴らしながらお出かけになり、楽しい思い出をたくさんお作りください。
【湯河原温泉郵便局】で
- 投稿日時:2017年07月14日
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最近、姪(5歳)との文通が楽しい当欄担当です。
旅の思い出作りに、郵便局を訪ねてみませんか。
伊藤屋から30mほどのところにある【湯河原温泉郵便局】では
湯河原の風景が書かれた局名入りのスタンプがあります。
旅先の風景や行程をはがきに書いて押してもらい、
ご自宅へ送るというのはいかがでしょう。
なお、こちらでは通帳用のスタンプも数種類あります。
帰宅後に旅先からの便りを見たら、
そのときの風景や食べ物、人との会話まで思い出すかもしれません。
(湯河原温泉郵便局の窓口は、月~金曜に開いています。)
久しぶりに【山から】
- 投稿日時:2017年07月13日
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随分ご無沙汰していた【猿】が、最近また現れました。
1頭だけですが、庭をさりげなく歩いていたそうです。
猿は普段見慣れないお客さまが喜んでくださるし
「自然が近くていいな」とも思うのですが、
野生の動物なのでやっぱり困ってしまうことが多いです。
山の生きものと、うまく付き合っていかれたら良いなと考えています。
(写真は以前に撮影したものです。相撲をとっているように見えませんか?)
葉影の濃くなる前に
- 投稿日時:2017年07月10日
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花芽の出てくる前に庭木の手入れをしよう、ということで
今日は6代目修行中Yが植木屋さんに変身しました。
作務衣から作業着に着替え、脚立に乗ったり枝に足をかけたり。
バリカンや鋏を持って四角いものは四角く、丸いものは丸く木々を整えます。
当地なりに暑い今日ですので心配しましたが、
休憩や水分をとりつつ作業したところは大分すっきりした印象に変わりました。
伊藤屋の庭はこれから日々葉影が濃くなります。
当地の夏景色が、お客さまの夏の思い出のひとつになると良いなと思っています。
陰翳礼讃
- 投稿日時:2017年07月09日
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谷崎潤一郎が書いた『陰翳礼讃(いんえいらいさん)』という随筆があります。
昭和の初めに書かれた古い本ですが、伝統的な日本文化を理解するうえで
現代でも十分に通用するなかなか面白い考察です。
「陰翳」をいたずらに光で消し去るのではなく、
陰翳を認め、陰翳の中にこそ宿る美を見出すことで
独自の美意識や芸術を紡いできたのが日本古来の文化の特徴である、
というのが谷崎潤一郎の主張。
当館には大正や昭和に造られた伝統的な日本建築がありますので、
照明などのデザインをはじめ、客室の演出を考えるときにとても参考になります。
昔ながらの風情が残る宿で過ごす旅の宵、
ぼんやりと灯る明かりの向こう側に広がる陰の美、
闇の余韻に興趣を感じてくださると嬉しいです。
(6代目修行中フロントY)
【明治時代】の景色
- 投稿日時:2017年07月03日
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「明治の日本」という写真集をスタッフが持ってきてくれました。
神奈川県が主で、他に日光や東京、静岡に金沢なども載っています。
湯河原温泉の風景は1枚だけですが、
鶴岡八幡宮に鎌倉大仏、建長寺といった神社仏閣は今と同じ佇まいだなぁ、とか
市井の人たちはこんな装いをしていたんだなぁ、とか
興味深く見る写真が幾枚もありました。
本はラウンジに置きました。
ラウンジでは当館が舞台のひとつとなった2.26事件の報道写真、
写真家 荒木 経惟(あらき のぶよし)氏が撮影した写真、
昭和初めにしばしば訪れた島崎藤村のふるさとの「藤村記念館だより」なども
ご覧になれます。
また、お風呂上りなどにのんでいただけるよう
冷水(湯河原温泉は水がおいしいです)を置いており、
ホットコーヒーもご注文になれますのでよろしければゆっくりとお寛ぎくださいませ。