テレビ東京系列で放映の「出没!アド街ック天国」。
前回は東京 吉祥寺の紹介でした。
それを見ていたら、老舗らーめん店の3代目が
「同じ場所で商売をしていると、30年ぶり、というお客さまが訪ねて来てくれる。
懐かしいわ~、と言ってくださるのが今は一番嬉しい。」といったようなことを話していて…。
テレビの前で「うんうん、わかる!!」と頷いていました。
伊藤屋は今年で創業126年目です。
5代目館主・女将の娘の私も、そんなお客さまの話を聞くのが子どものころから大好きでした。
お客さまの気もちがありがたいし、
旅館を大切に守ってきた代々の当主・女将・スタッフたちが誇らしいなと思えて…。
業種は違っても「老舗」と言われるお店の人たちは、
皆同じような幸せを感じているんだろうなぁと思いました。
何年、何十年ぶりのお客さまが「また行ってみたいな」と当館を思い出してくださったときに、
いついつまでもあり続けられる宿でありたいと考えています。
