
弊館は創業明治21年、湯河原温泉の中央
万葉公園入口に位置します。
島崎藤村が名作「夜明け前」の原案を練ったのも弊館で、
今でも遺稿・愛用品が残っております。
古くから徳大寺公爵、黒田清輝、円朝、有島武郎など、文人、 墨客の定宿として愛されてきました。また、昭和11年2月26日、 投宿していた牧野伸顕伯を河野大尉の指導する麻布第一連隊の 兵士が襲撃した二・二六事件は歴史に残っています。
平成26年4月に門柱・石垣と本館3棟のうち2棟が国の登録有形文化財に登録されました。



