当館に新しい一輪差しがやってきました。
はるばる島根県松江市から。
女性作家さんが作った「火の川焼」という名前で、赤の色の中に強さと優しさが混じったような色をしています。
当館の一輪差しは、多くは館主が買ってきたもの。
どこか遠出の機会があると、その土地の焼き物を買ってくるのです。
今回は珍しく女将が、お店で気に入って求めてきました。
伊藤屋では館内の随所に花を生けています。
多くは庭や、厚意の知り合い、スタッフが育てた「湯河原で育った花」。
お客さまが館内にいらしても季節を感じてくだされば幸いです。
(写真はかつて弊館を定宿とした島崎藤村のふるさと中山道馬籠宿で買ってきたもの。本来は「お香立て」です。)
