石垣の横を通って「はっ」と二度見・三度見。
ちょうど顔くらいの高さで、つつじがみっしり咲いているんです。
それはもう、葉っぱが見えないくらいに。
全体としてのつつじは大分散ったので、
このひと株が他の分の華やかさを一身に請け負ってくれているかのようです。
つつじ咲く石垣、それにつづく門柱は昨年4月に国有形文化財に登録されました。
——-文化財登録所見———————————————————–
【御影石の門柱・本小松石の石垣】昭和初期造
本小松の間地石と笠石の表面に丸面をつけた温和な造りが特長であり、
「造形の規範となっているもの」及び「再現することが容易でないもの」
—————————————————————————————-
つつじの横には、これからが楽しみな紫陽花も植えられています。
ご来館の際、よろしければ季節の草花とともに、石垣・門柱もご覧くださいませ。
