写真左下の曇りガラスのはまる木枠。
大分傷んでしまったので、修繕しました。
釘を使わず、ほぞを穴にはめ込んで作ってある枠。
戦後築の部分を最大限に残してもらえたので、
よーく見てやっと、「ここを直したのね」ということがわかる仕上がりになりました。
大正や戦後に建てられた棟は、手入れは大変でも愛着があります。
昔ながらの部分と平成築の新しい部分が調和しているのが当館の特徴、
その中で過ごしていただけるのが当館ならではのおもてなしですので
これからも大切にして、長く長くお客さまに使っていただきたいと考えています。
