長らくどうしよう!?と悩んでいた、石垣と歩道・コンクリートの堺目。
アスファルトで固めたら石垣が生き生きとしない、玉砂利か土か、植物か…。
石屋さんや庭師さん、設計士さん…さまざまな方に相談にのっていただき、
写真のように伊勢石を敷きました。
石垣が呼吸しているような、やわらかな雰囲気になったような気がします。
当館の門柱と石垣は、国登録有形文化財に登録されています。
↓↓登録所見↓↓
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【御影石の門柱・本小松石の石垣】昭和初期造、平成20年頃移築
(「造形の規範となっているもの」及び「再現することが容易でないもの」として)
(丸面取りの門柱、切石を積み蒲鉾型の笠石の載った石垣は今では希少)
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石垣は「びしゃんなまこ造り」という工法により、石のひとつひとつに丸みをもたせています。
石ひとつに2日かかる工法で、今ではこの作業ができる職人さんはほぼいないとか。
ご来館の際お目に入りますので、ぜひご覧になってみてくださいませ。
