「これでもか」というくらいの風が吹く今日の日中。
「もう散っちゃうだろうな」とあきらめた枝垂桜がまだ頑張っていたり、
雲の隙間から青空がのぞいたり、山や道がいつもよりきれいに見えたり、と
嵐のなかにも少しいいことを見つけています。
このような天候の日にも足を運んでくださったお客さまには、本当にありがたく思っています。
今日は散策には大変不向きなので、
本館の、さり気ないのに実は凝っている大正や昭和20年代の職人技に目を留めていただいたり、
自然光の差し込むラウンジで、昔の絵葉書や当館で荒木 経惟(のぶよし)氏が撮影した写真を見ていただいたり、
お風呂でゆっくり手足を伸ばしていただきたいなぁと思っています。
(写真はラウンジ。昭和初期のモダンさが残ります。)
