館内を歩いて、ふと足を止めるのが写真のガラス。
大正初めに建てられた、お部屋51・52番の棟の階段にはまっています。
繊細な模様と透明感に「どうやって作ったんだろう?」と
昔に思いをはせて、しげしげ眺めることも。
お若い方はあまりご存知でないかもしれません、
本館の窓には穴にねじ棒を差し込んで、くるくる回すタイプの鍵が付いています。
これが、当欄担当の私は個人的に好きでして…。
木造の建物は、気温や湿度によって木が痩せたり膨らんだりします。
それによって開け閉てにコツがいるところもありますが、
お客さまがこんなところも興に感じてくださったら嬉しいです。
