お出かけにぴったりの季節になりました。
温泉街と言えば、浴衣に下駄履きの姿が絵になりますよね。
「伊藤」の焼印入りの下駄で、ご近所を散策なさいませんか。
この焼印は機械ではなく、一つひとつ手作業で入れています。
青いバーナーの火で真っ赤になるまで熱した焼きゴテを
まっさらな下駄に押しつけると、じゅうっという音ともに立ち上がる煙。
そーっとコテを離すと、くっきりと「伊藤」の文字が焼きついています。
熱くて危険なので、手作業で行っているところはもう少ないかもしれません。
けれども伊藤屋では、これは昔から私どもの仕事。
コテも年代ものになり、味わいを深めてきました。
カラコロ鳴らしながらお出かけになり、楽しい思い出をたくさんお作りください。
