写真は今日のお昼過ぎに撮影しました。
樹齢50年を超す染井吉野がさらさらと散り、
池の水面に花筏が浮かびました。
冬にはじっとしていることが多かった鯉も、
このところは表に出てゆっくりと泳いでいます。
頭の上の花びらや、池の上で満開の枝垂桜を見ているのかもしれません。
石垣の上のつつじが咲き始めました。
他の株はまだつぼみだったり咲き始めたばかりの状態なので、
この一株は気が早いのかな、遠くから目に入って嬉しいな、
などと考えています。
石垣の上ではまだ椿の花も見られます。
石垣とそれに続く門柱は
平成26年4月に国有形文化財に登録されました。
——-文化財登録所見————————————————
【御影石の門柱・本小松石の石垣】昭和初期造
本小松の間地石と笠石の表面に丸面をつけた温和な造りが特長であり、
「造形の規範となっているもの」及び「再現することが容易でないもの」
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季節の花とともに、お客さまが昔の職人技も楽しんでくだされば幸いです。
