「来年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから…」
今日、1月17日は尾崎紅葉の小説「金色夜叉」の中で
主人公貫一が、自分を裏切った恋人お宮にこの名台詞を言った日です。
ということで本日の｢伊藤屋便り」は熱海の海岸沿いを。
しかし最近の若い方、この辺りにお住まいでない方は金色夜叉をご存知でしょうか？
もしかしたらローカルな話題かもしれませんが、お付き合いくださいませ。
金色夜叉の上記の台詞は「熱海の別れ」として有名な部分です。
それにちなみ、熱海の海岸沿いにはお宮を足げにする貫一の像が立っています。
お金に目がくらんで恋人を裏切ったお宮…今でも十分にありそうな状況です。
この像の近くには「お宮の松」が立っていますが現在のものは二代目、
初代「お宮の松」はもっと陸側にあったそうで車道にその位置を示すプレートが
はめこんであります。これは知っている人だけのお楽しみ。
車に注意しながら探してみませんか?
熱海はJR湯河原駅の隣駅、お車ですと弊館から20分ほどです。
湯河原温泉 伊藤屋旅館
政府登録国際観光旅館 第2254号
〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上488
TEL：0465-62-2004 FAX：0465-62-1900
URL：https://www.itouya-net.jp/
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