お部屋数13室の伊藤屋は、山を背にするこぢんまりとした宿。
大正初期・大正15年、戦後築の本館と平成築の新館とから成り立っています。
昔ながらの雰囲気と新しい快適さのどちらも同じように大切と考えており、
それを一番感じていただけるのが内風呂やラウンジなどのパブリックスペースかな、と思っています。
写真のラウンジは内装を平成になって変えましたが
太陽光が差し込む天井は当時のままで
できた当初はさぞモダンだったろうな、というデザインです。
写真家 荒木 経惟(あらき のぶよし)氏が当館で撮影した写真、
当館別館が舞台のひとつとなった昭和11年の2.26事件に関する写真、
かつて当館を定宿とした作家島崎藤村に関する書籍などを置いています。
夜8時ごろまでは冷水を置いていますし
ホットコーヒーもご注文いただけますので、ぜひお気軽にご利用ください。
明治創業の宿で心地よく、昔ながらの雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。
