カーテンを開ける前のお部屋52番へ行ったら、
花頭窓がぼんやりと浮かび上がっていました。
部屋が明るい状態よりも
「明かりとり」としての役割がよく感じられ、木の曲線や細工がはっきりと見えます。
以前、「障子越しの光は、気もちが優しくなるよね」と言った方のことを
思い出しました。
先日、日中にお部屋にご案内した方も「電気を付けないほうが好き」と言っておられ、
同じように感じられる方は多いようです。
本館にお泊りのお客さま、よろしければ日中に自然の光で過ごしてみませんか。
昔ながらのゆったりした時間が流れ出すかもしれません。
