門柱前の椿が花を咲かせています。伊藤屋の椿は【五色散り椿】。
名前のとおり、白・ピンク・2色混じったの、と1本の木にさまざまな色が咲きます。
冬の寒さの中で少しずつ蕾を膨らませ、穏やかな陽の差す日のある今
1輪また1輪と開くようになりました。
椿の咲く石垣と、続く門柱は平成26年4月に国有形文化財に登録されました。
——-文化財登録所見————————————————
【御影石の門柱・本小松石の石垣】昭和初期造
本小松の間地石と笠石の表面に丸面をつけた温和な造りが特長であり、
「造形の規範となっているもの」及び「再現することが容易でないもの」
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椿の花とともに、お客さまが昔の職人技も楽しんでくだされば幸いです。
