庭の中央と玄関をつなぐアプローチは、
「元・蔵の敷石」や「元・門柱と門柱をつないでいた御影石」など
むかし別の場所で活躍していた石で造ってあります。
かたちも色も異なる石の、職人さんの遊びごころが感じられるこのアプローチ。
良く見ると、石のひとつに
「ん?外で見たことのある石が…」というものがあります。
「元・石垣の一部だった本小松石」です。
四角くて「びしゃんなまこづくり」という技法で削ってあります。
石垣の一部として見るのと、
地面に敷かれた状態でみるのでは同じ石でもまた違った雰囲気に。
歩きつつ、石の違いもたのしんでいただければ幸いです。
